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沼田曜一の出身地について
質問内容
回答内容
・①『岡山県人物・人材情報リスト 2011』によると、沼田曜一(ぬまた・よういち)は、本名は美甘正晴、生没年月日は大正13年7月19日~平成18年4月29日、日本大学専門部芸術科演劇科(昭和19年)中退、俳優で、沼田民話座や大地の劇場を主宰していたことわかる。出生地は大阪府大阪市、出身地は岡山県と記載しているが、出生地と出身地の違いは巻頭の凡例では説明されていない。
・②雑誌『Osera』(2006年8月)の「岡山シネマ人物伝 Vol.11 沼田曜一(俳優)」と題した記事には、「真庭市(旧湯原村)出身ということだが、湯原の生まれなのかそれとも本籍があっただけなのか、はっきりしない。本人の発言やプロフィールのデータに一貫性がないのだ。父親が銀行に勤めていた関係で大阪や東京に育ち、東京府立六中を卒業して一九四二年に日大専門部の映画科に入学。」と記載されている。
・「大阪市生まれ」と書かれている資料は、③『日本映画俳優全集 男優編』、④『現代人名情報事典』、⑤『日本児童文学大事典 第2巻 人名な~わ』、⑥『児童文学者人名事典 日本人編・下巻 た~わ行』である。
・「岡山県出身」と書かれている資料は、⑦『絵本 おこりじぞう』、⑧『ふるさと人間ばなし 民話に見る人間像』である。
・「岡山県生まれ」と書かれている資料は、⑨『民話劇場 1 戦争-この悲しきもの』である。
・⑩『山陽新聞』(2002年9月24日朝刊)には「新世紀おかやま人物紀行64 芸能編23 記憶に残る湯原の清流」と題して、沼田曜一のインタビュー記事が載っている。それによると、「少年時代は大阪、東京で過ごしたが、夏や正月の休みに連れて行かれた父の生家が湯原町。自分ではそこを故郷(くに)と思っている」とあり、略歴紹介には「湯原町出身」と書かれている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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