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三蟠軽便鉄道について
質問内容
回答内容
①『岡山県大百科事典 上 あ〜そ』によると、三蟠軽便鉄道(さんばんけいべんてつどう)は「大正初期から昭和初期にかけて岡山市街地南部で運行した私営鉄道」とある。1915年(大正4)8月11日に竣工し、岡山市網浜と三蟠間の営業を開始した。一日11回往復運転し、新田穀倉地帯と岡山市をつなぐ役割を果たした。また、三蟠港を利用する四国、児島方面の乗降客も多く、石炭を中心とした貨物も運送したが、1931年(昭和6)6月15日に閉鎖され、三蟠乗合自動車会社に転進した。
②『三蟠村誌』には、①のような内容をはじめ、三蟠軽便鉄道の沿革や、会社役員の名前、乗車料金、廃止になった経緯などが記載されている。
③『岡山市史 産業経済編』には、乗降車の人員、発送貨物トン数という鉄道実績が記載されている。
④雑誌『オセラ』(2007.8)の記事「追憶のモニュメント“三蟠軽便鉄道起点の碑”(岡山市江並)」には、岡山市江並にある「三蟠軽便鉄道起点の碑」の写真とその説明が掲載されている。
⑤『三蟠鉄道沿線案内』は、三蟠鉄道の路線と周辺の風景をイラストで紹介したものである。裏面には、駅周辺の史跡や観光案内が、写真とともに掲載されている。
そのほか、⑥雑誌『月刊プラザ岡山』(1998.12)の記事「岡山ちょっと今昔 三蟠軽便鉄道」、⑦『軽便鉄道時代』、⑧『岡山県史 第11巻 近代2』、⑨『岡山の鉄道 写真集』にも記載がある。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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