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奉還町商店街について
質問内容
回答内容
①『岡山県大百科事典 下 た〜ん』によると、奉還町は「明治初期の家禄奉還によって得た奉還金を資本とした士族が街道沿いに店を出したのが商店街形成の基盤となった」とあるが、店の数などは記載されていない。
②『岡山県史 第10巻 近代1』によると、奉還町商店街は「津高郡南部の農民」を顧客としていたことや、1876年(明治9)の『朝野新報』を引用し、「東京流とて大層立派な湯屋が出来ました。是れ士族の商法の手始め」、「奉還士族の商店多し、中にも西の手、備中入口などは五、六十軒もあり、俗に奉還町と唱へ売物は大体煮肴、牛肉、焼餅の類にて其外はお休みの看板多し」と紹介している。
③『岡山商工会議所百年史』では、奉還町商店街ができた頃の様子を「武家の商法はじまる」と紹介している。
④『岡山市史 産業経済編』にも、②や③と同様の記述がある。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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