レファレンスデータベース > 戦前の小学校の英語教育について
戦前の小学校の英語教育について
質問内容
回答内容
『日本人と英語 もうひとつの英語百年史』には、明治時代の英語教科書を3つの時代に分けて説明している。p.38-40には、「第二期は、明治18年ごろから30年までの「翻刻本時代」。外国から輸入した読本を日本で再装して教科書として用いた時代である。代表的な読本としては、先述の『ナショナル・リーダー』と『ユニオン・リーダー』がある。」と説明されている。
『近代日本の英語科教育史 職業系諸学校による英語教育の大衆化過程』p.163-225には、高等小学校の教育課程に占める英語科の位置と特色が説明されており、小学校令が出されてからの加設状況を3つの時期区分に分けて変遷過程を考察されている。また、道府県による差や授業時間数の男女差なども図や表で説明されている。
『日本人は英語をどう学んできたか 英語教育の社会文化史』p.2-5には、小学校に英語が導入されている現代と明治時代の英語教育を比較し、教員の資質や小中の連携など、現代と同様の問題点が明治時代にも出ていたことなどが説明されている。また、p.58-105には、明治期から太平洋戦争期までの英語教科書について、その特徴や教材などの変遷が詳しく説明されている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
カテゴリ情報
![]() | レファレンスデータベース > レファレンス事例データ > 岡山県立図書館 |
---|