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スコーンの起源について

質問内容

スコーンの起源を知りたい。

回答内容

①によると、スコットランド地方発祥の伝統的なパンで、ビスケット、ソーダ―ブレッドともいい、アメリカのホットビスケットに似ているとある。
②では、スコーンの英語文献初出は1513年で、もともとスコットランドでカラスムギから作られたもので、素晴らしい、旨いパンを意味する14~15世紀の低地ドイツ語schonbrot、同期のオランダ語schoonbroot(スコーンブロート)から短縮されたものとある。
③には、メアリー・デイヴィーズの『慎ましい人々のためのメニュー料理書』(1885年)によるスコーンのレシピが載っており、ヴィクトリア朝時代にはスコーンが、ロールパンやブリオッシュと一緒に朝食によく出されたとの記述がある。 

回答館・回答団体

岡山県立図書館

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スコーンの起源について

(スコーンノキゲンニツイテ)

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回答した図書館
または団体

岡山県立図書館

(オカヤマケンリツトショカン)

情報源(回答)
情報源(回答)

①岡田哲編『世界たべもの起源事典』 東京堂出版,2005.3,445p. 参照はp.175.
②内林政夫『西洋たべもの語源辞典』 東京堂出版,2004.8,334p. 参照はp.133-134.
③ジェニファー・デイヴィーズ 白井義昭訳『英国ヴィクトリア朝のキッチン』 彩流社,1998.8,246p. 参照はp.222.

NDC分類
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383.8

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