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火縄銃は誰がつくったのか

質問内容

火縄銃は誰がつくったのか。

回答内容

火縄銃について書かれている資料を探したところ
①『火縄銃』では火縄銃の起源・伝来から射法・製作技術まで記述があるが作者の記述は無かった。
②『鉄の時代史』にはP.184(2)「火縄銃の製作技術と材料鉄に必要な性質」に「火縄銃はポルトガル人が伝えたというようなものではなく、かなり明確な計画のもとで一連の生産システムを島に移植して試験作業を行い、そのあと本土各地に製作技術を伝えたのではないかと考えられ、これには環東シナ海交易集団の関与が想定される」とあるが個人名は記載されていなかった。
③『国史大辞典』の「鉄砲伝来」の項目に「領主が臣下に火薬調合の方法を学ばせる一方、鍛冶数名に命じて銃筒を模造させたが銃尾を塞ぐネジのついた鉄栓のつくり方がわからなかったが、翌年来航の船に鉄匠が1人乗り組んでいたので八板金兵衛清定がこの者について、その製法を学び、ようやく鉄砲の製作に成功した」と記述がある。

回答館・回答団体

岡山県立図書館

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火縄銃は誰がつくったのか

(ヒナワジュウワダレガツクッタノカ)

回答した図書館または団体
回答した図書館
または団体

岡山県立図書館

(オカヤマケンリツトショカン)

情報源(回答)
情報源(回答)

①所荘吉『火縄銃』 雄山閣出版,1993,258p.
②佐々木稔『鉄の時代史』 雄山閣,2008,235p. 参照はp.184-185.
③国史大辞典編集委員会『国史大辞典』 吉川弘文館,1988,1080p. 参照はp.906-907.

NDC分類
NDC分類

559:兵器.軍事工学

564:鉄鋼

210:日本史

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