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ニンニクやユリ根の仲間の野菜について
質問内容
回答内容
百科事典から、植物のどの科をみればよいのかを探した。①②からどちらもユリ科に属する植物で、食する部分は球根(鱗茎)にあたることが分かった。
同じく百科事典で鱗茎を引く。③によると、「球根の一種で、葉全体が多肉化して栄養分をたくわえ、短い地下茎のまわりに重なり合ってついているもの。タマネギやチューリップ、アマリリスの球根のように、鱗片葉が成長点を層状にとりまいて、さらに薄皮が全体をおおっているものを層状鱗茎という。ユリの球根のようにうろこ状の鱗片葉が重なったものをうろこ状鱗茎という。」とある。
鱗茎が植物のどの部分かを調べる。④の索引で“鱗茎”を引くと、ユリ科オニユリの項に図解がある。
次に類似の野菜と鱗茎の断面写真を探す。代表例に挙がっているタマネギについて描かれている本を調べる。⑤の11pにはタマネギのさまざまな品種とその断面写真がある。その中にはシャロットやパールオニオンもある。33pには「タマネギの仲間たち」の項目があり、「ニンニクやネギ、ラッキョウ、ニラ、リーキ、アサツキなどがタマネギの仲間だ。その中で球ができるのは、ニンニク、ラッキョウだよ。」とある。そしてニンニク、ラッキョウ、シャロットについてそれぞれ解説がある。⑥にはニンニクの種類、りん片の色やかたちや付きかたがわかる写真がある。
質問者がゆり根について触れていたので、ゆり根の断面写真がある本も探す。根や茎を食べる野菜について触れている本で、索引に“鱗茎”があるものを探す。⑦の索引に“りん茎”があり、「鱗茎を食べる野菜」の項にユリ根とタマネギの全体像と断面の写真がある。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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