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本物のカバを使った、カバヤ食品の街頭宣伝について
質問内容
回答内容
・『キャラメルづくりから始まった物語。』(資料①)、『おまけの名作』(資料②)、『おかやま自動車物語』(資料③)によると、カバヤ食品株式会社が1952年(昭和27)からカバの自動車で「カバヤキャラメル」の街頭宣伝を行ったことと共に、1953年(昭和28)から本物のカバを水槽付きのトラックに乗せて走る企画を行ったことについて記載がある。
・『日本カバ物語』(資料④)によると、大きく成長したカバは到津遊園動物園に寄贈され、その後金沢動物園に入園している。
・『デカ物語』(資料⑤)によると、宣伝のためにカバを水槽付きトラックに乗せて各地を回ったことやその後の様子について詳細な記載がある。
カバは「カバ子」と名付けられ、水槽付きトラックにて1953年(昭和28)4月末より1年2ヶ月ほど運転手とともに旅を続けている。カバ子と運転手の旅の様子が詳細に記載されているほか、カバ子や水槽付きトラックの写真や、水槽付きトラックの構造解説なども収録されている。
旅の後のカバ子は到津遊園でおよそ7年半過ごした後、1962年(昭和37)3月31日に金沢動物園へ移動し「デカ」と名付けられる。金沢動物園の閉園にともなう名称変更、場所移転を経た後いしかわ動物園で過ごし、日本一長生きのカバとなり2010年(平成22)8月5日に推定58歳で死亡した。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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