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大豆の伝来について
質問内容
回答内容
児童書に、大豆の起源や伝来について書かれてあるものは非常に少なく、どの本もわずかの記載であったが、以下の資料を紹介した。
①『大豆のひみつ』には、「まめちしき」というコーナーで大豆の原産国は中国で、日本の大豆の記録で一番古いのは「古事記」であることが書かれてある。また、日本には約2000年前に伝わり、縄文時代の遺跡から大豆と思われる植物が見つかったと、遺跡の写真とともに紹介されている。
②『ダイズの絵本』には、5000年位前に、中国で栽培が始まり、日本では、弥生時代に栽培されたと紹介されている。
③『大豆の大研究』には、約3000年前の縄文時代後期に中国から朝鮮半島を通って稲作と一緒に広まったことや、仏教が世間に広めるのに一役かったことなどが書かれてある。
④『育てよう!食べよう!野菜づくりの本2』には、大豆は東アジア原産のマメ科植物で、紀元前3000年頃には栽培されており、日本では弥生時代に中国から伝わって栽培されていたことが書かれている。
⑤『稲、麦、大豆の研究開発』には、大豆の祖先は「ツルマメ」であり、中国で改良されて大豆になったと言われ、日本でも縄文時代の遺跡から大豆が出土していることが書かれている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館サービス第一課児童資料班
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