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屠畜について
質問内容
回答内容
①当館OPACで件名が【狩猟】の児童書を検索すると54件ある。しかし、害獣駆除の手段としての狩猟も含まれているので、内容や目次を見ながら絞り込む。
捕獲した動物を解体する方法の記述がある資料は以下の通り。
『極寒のサバイバル』141pに〈獲物のさばきかた〉という項目があり、・血を抜く・皮を剥ぐ・内臓を取り除く・関節を切る、といった順序と理由が簡潔にまとめられている。
捕獲した動物を解体する写真が載っている資料は以下の通り。
『山に肉をとりに行く』
『極北の大地に住む』18-19pホッキョククジラを解体して分配している写真がある。38-39p解体している写真が小さく2枚ある。
『地球最北に生きる日本人』52-57pセイウチを銃で撃ち、その後解体する様子が写真があり、文章でもその様子が書かれている。
②狩猟全体の様子が図や写真入りで載っている資料は以下の通り。
『熱帯の森の家族』20-23p〈食べ物をとる 狩り〉では、弓矢を作るところ、狩った動物、燻製にするところが写真で載っている。
『サバイバル!無人島で大冒険』32-33pに弓矢の作り方が図入りで載っている。また、28-29pには食べられる動物が載っており、下段に鶏のしめ方が簡単に文章で示されているが、羽のむしり方などについての記述はない。
『日本各地の伝統的なくらし4』24-25pに、猪狩りの様子、猪の解体の様子が写真で紹介されている。手順の解説はない。
『日本の生活道具百科4』32-37p〈山で働く〉の項に、罠、弓矢、火縄銃の仕組みが詳しくわかる図の掲載がある。
③当館OPACで件名が【肉製品】の児童書を検索すると39件。内容紹介から絞り込み、さらに現物にあたったところ、図や写真入りで載っている資料は以下の通り。
『うちは精肉店』はモノクロの写真。
『切り身の図鑑2肉』は〈ぶた肉と牛肉の流通・加工〉のページに、と畜場での加工の様子がイラストで描かれ、枝肉にしたところは写真で載っている。
『おみせやさんシリーズ⑧くらしとにく』は、〈牛から肉をとる工場〉の項目で枝肉に加工する過程をイラストで掲載。
④当館OPACで件名が【豚肉】の児童書を検索すると5件。④と重なっていないものが1件。
『ぶたにく』写真絵本。解体をしている様子の写真はあるが、解体の手順がわかるような写真ではない。
⑤その他に、『月刊たくさんのふしぎ2014年2月号(第347号)カリブーをさがす旅』に、カリブーを解体するエスキモーの写真がある。解体の場面は主に文章で書かれ、写真は人を中心に大きくとらえたものである。
⑥一般資料では、『ぼくは猟師になった』『わたし、解体はじめました』がある。これらには、罠の作り方やしくみが図解されており、猪、鹿、鴨それぞれの解体、精肉の手順が写真入りで掲載されていて詳しい。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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