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タラノキ剪定

質問内容

タラノキの剪定時期と剪定方法について知りたい。

回答内容

栽培用ではあるが、『新特産シリーズ タラノメ』によると、「穂木にする枝を根元からすべて切り取ってくる。翌年地際から新しい枝が伸びてくるので、果樹類のような整枝剪定は特に必要ない。」とあり、時期については、「穂木は葉が紅葉して完全に落葉したらいつでも採取可能である。株の根元から切り取って採取する。」とあり、図もついている。
また、『新野菜つくりの実際 軟化・芽物』では、露地栽培では、「植え付け初年度に、一本立てにするため二芽以上出た場合は一本に間引きする。植え付けの翌春に頂芽・側芽を収穫した後、直ちに地際で幹を切り戻す。このとき、地際で新芽が三~四芽残るように剪定し、この芽を伸長させて三~四本に仕立てる」とある。ふかし促成栽培では、「植え付け二年目の春に頂芽を収穫し、その後ふかし促成栽培用の幹(穂木)をつくるための仕立てを行なう。その際、露地栽培の場合と同様に株元で切り戻すが、新芽を二~三芽と少なめに残す。以降、この芽を伸ばして二~三本に仕立てる。」、「植え付け二年目の秋(十一月ごろ)に、落葉した幹を順次株元で切断し、穂木を採集する。一株につき二~三本の穂木が得られる。このときの切り戻しでも翌年にそなえて二~三芽残し、地際で剪定する。」とある。

回答館・回答団体

岡山県立図書館

カテゴリ情報

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タラノキ剪定

(タラノキセンテイ)

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回答した図書館
または団体

岡山県立図書館

(オカヤマケンリツトショカン)

情報源(回答)
情報源(回答)

藤嶋 勇『タラノメ』 農山漁村文化協会,1997.2,151p. 参照はp.39.
p.97-98.

川城 英夫『新野菜つくりの実際 軟化・芽物』 農山漁村文化協会,2001.6,221p. 参照はp.168-169.p.173.

NDC分類
NDC分類

626:蔬菜園芸、野菜

657:森林利用.林産物.木材学

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