デジタル岡山大百科 | 岡山県立図書館

逆性セッケン

質問内容

逆性石けんとはどのようなものか。

回答内容

『洗剤の事典』によると、「陽イオン界面活性剤の別称。水に溶解した時、親油基が陰イオン界面活性剤とは逆の解離をするため、逆性石けんと呼ばれている。」とある。さらに、「陽イオン界面活性剤は消毒・殺菌剤、柔軟仕上げ剤(ソフター)やリンス、静電気を防止する帯電防止剤として使われる。このうち殺菌を目的とする陽イオン界面活性剤が逆性石けんという呼び名で残っている。塩化ベンザルコニウム塩はその中でも有名である」とある。
また、『洗浄と殺菌のはなし』にも、より簡潔ではあるが記載がある。

回答館・回答団体

岡山県立図書館

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逆性セッケン

(ギャクセイセッケン)

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または団体

岡山県立図書館

(オカヤマケンリツトショカン)

情報源(回答)
情報源(回答)

合成洗剤研究会『洗剤の事典』 合同出版,1991.7,181p. 参照はp.56,166.
新名 史典『洗浄と殺菌のはなし』 同文舘出版,2013.7,231p. 参照はp.31.

NDC分類
NDC分類

576:油脂類

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