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襲の色目のイメージの参考になる資料
質問内容
回答内容
かさねの色目には、一領の衣服の表地と裏地の色合いを指す場合、複数の衣服の重ね着の際の色合いを指す場合がある。「重」「襲」のいずれの漢字も当てられている。(資料によっては前者を「重色目」、後者を「襲色目」と使い分けているものもある。)
『有識故実大辞典』の図版ページには、「装束の色の種類」「重ねの色目」として、布地を使用して表現した写真がある。五衣の重ねの色目である「櫨の匂」「山吹の匂」等が掲載されている。
『千年の色』『譜説かさねの色目配彩考』『日本色彩大鑑(2~4巻が平安時代に該当)』『日本色彩文化史』には実物の布を貼った色見本がある。印刷の色見本は多くの資料があるが、『かさねの色目(1988年)』は大判で見やすい。
『時代衣裳の着つけ』『十二単のはなし』には、現代のものであるが、十二単の構成の説明や実際に着付けた写真が掲載されているので、立体的なイメージがしやすいと思われる。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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