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死刑について
質問内容
回答内容
『Q&A死刑問題の基礎知識』には「死刑はどのようにして執行されるのか?」という項目があり、「刑事訴訟法475条では、死刑の執行は判決確定の6カ月以内にしなければならない(第2項)、と規定しているが、上訴権回復、再審請求、非常上告、恩赦の出願等があるときは、その期間は6カ月に算入しない。また、心神喪失状態にある者、懐胎している女子等も処刑を一時延期する。しかし現実にはこれらの状況がなくとも6カ月以内に処刑されることはない。その理由は、死刑が人命を奪うものであって、いったん執行してしまえば回復が不可能であるから、より慎重を求めたものである。最近の確定から執行までの平均期間は、8~10年くらいであるが、この数年はさらに短くなっている。なお、その裁量権は法務大臣にある。」との記述がある。また、同書に死刑執行の手順についても書かれている。
『死刑はこうして執行される』には、死刑執行の準備手続き、死刑執行の流れについて詳しく書かれている。
『死刑執行命令』の巻末には死刑執行までの流れを簡潔にまとめた表が掲載されている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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