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「学ラン」の語源について
質問内容
回答内容
①『日本国語大辞典』の「学らん」の項をみると、「詰め襟の学生服の俗称」とあり、補注として、「「らん」はもともと舶来の反物をいう隠語「ランダ」(オランダの意)からともいう」とあった。
②『暮らしのことば新語源辞典』によると、「詰め襟の学生服。特に丈が長いものに限定していう場合がある。「ラン」は、盗人やてきやの隠語で、舶来の衣服を意味する「ランダ」の略。「ランダ」のもとは「オランダ」で、「オランダ人が着るような服」という意味。従来の、和式の学生服に対して、俗に「学ラン」というようになったものと考えられる」とある。
③『身近なことばの語源辞典』では、「「ラン」は香具師(やし)の隠語で、服のこと。もと舶来の反物をいう「ランダ(オランダの意)から。」」とある。
④『日本語語源辞典』では、「「らん」は舶来の織物をいう隠語「ランダ」からとも。」」とある。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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