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アルツハイマー病の男女別患者数
質問内容
回答内容
『医療・医療経営統計データ集2015年版』の「主な傷病の総患者数」の項目において、アルツハイマー病患者の男性、女性比を確認したところ、患者総数366000人に対して、男性は、104000人、女性は、262000人であると記載があった。女性患者数は男性患者数の約2.5倍多いことが分かる。
また、『認知症の正体』には、「女性と男性の発病率」という項目に「アルツハイマー病の患者は、女性が男性の2,6倍と圧倒的に多くなっています。」と記載されている。なお、その理由については、「女性の方が男性より平均寿命が長く、高齢者人口に占める割合相対的に高いこと」と「脳の神経細胞の保護に重要な役割を果たす女性ホルモンが閉経後急激に減少し、神経細胞が消滅する確率が高まること」が要因として挙げられている。
また、『アルツハイマー病がわかる本』には、「男性より女性のほうがなりやすい」というコラムの中で、「アルツハイマー病の発症率を男女で比較すると、同年代で比較しても、女性は男性の1.5~2倍です。」と記載されている。なお、その理由については、はっきり分かっていないと記載があるものの、「女性ホルモンの減少との関係が指摘されています。」と記載されている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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