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色覚異常のタイプと見え方
質問内容
回答内容
『色のユニバーサルデザイン』には、色覚異常のタイプとして、「P型(1型色覚=Protan)」、「D型(2型色覚=Deutan)、T型(3食色覚=Tritan)の三つが紹介されている。いずれも、「図4-2:色覚特性のタイプ」と「色覚異常の呼び方の比較」というコラム内に詳しく説明されている。また、第7章には、「色弱者が見づらい例と改善例」として色覚タイプ別の見え方がカラーで多数紹介されている。
『色弱が世界を変える』には、色覚タイプは、P型「Protanope」、D型「Dueteranope」、C型「Common」、T型、A型があり、P型、D型、C型の三つが代表的な色覚タイプであると記載されている。なお、色覚タイプの呼び方は、CUDO(カラーユニバーサルデザイン機構)が提唱する表現と記載されている。また、本書内には、日用品などの実際の見え方が、色覚タイプ別にカラーで紹介されている。
『知られざれる色覚異常の真実』には、色覚異常の種類に関して、「L錐体、M錐体、S錐体の3種の錐体細胞が正常に機能しないことで引き起こされるのが、先天色覚異常です。」とあり、L錐体(赤)の識別ができない場合には1型2色覚、M(緑)の識別ができない場合には2型2色覚というように色覚異常の種類が図表でまとめられている。また、本書内には、信号や標識、クレヨンの実際の見え方が、色覚タイプ別にカラーで紹介されている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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