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精霊馬
質問内容
回答内容
全項目「8月 行事」で検索すると17件が該当する。
そのうち7件に精霊馬についての記載があった。
①『8月のえほん』と②『「夏はかせ」になろう!』には、盆だなに精霊馬が飾られた絵とともに説明が掲載されている。足にみたててわりばしなどをさすことや、ご先祖さまがのるためののりもので、キュウリはいそいでやってくるためのウマを、ナスはゆっくり帰るためのウシを表しているという説があるとしている。
③『かこさとしこどもの行事しぜんと生活 8月のまき』には、「キュウリ馬・ナス牛」という名前で、お盆に先祖がのるのりものとして紹介されている。足はススキのなどのくきでつくるという説明とともに、「ニンジン馬」や「イモ牛」の絵もある。「それぞれの家に先祖の霊がかえってくるときは、足のはやい馬にのり、あの世へかえっていくときは、牛にのって、ゆっくりかえってもらう」という意味があるとしている。
④『くらしとあそび・自然の12か月 5』では、「やさいの動物のおそなえもの」として紹介されている。「ほとけさまは、馬にのって、にもつを牛にのせてかえってこられる」と書かれている。ナスやイモなどのやさいに、わりばしや竹ぐしをさして、馬や牛のかたちを作るという説明とともに、キュウリやナスだけでなく、ニンジンやイモ、ピーマンも使って作った動物の絵が掲載されている。
⑤『「和」の行事えほん 1』では、「きゅうりの馬となすの牛」として紹介されている。「霊があの世とこの世を行き来する」という説明とともに、絵がそえられている。また、わらでつくる地域もあるとして、わらでつくられた馬や牛の絵もある。
⑥『学習に役立つわたしたちの年中行事 8月』では、「ウマとウシの供え物」として、「先祖の乗物で、ウマは速く来るように、ウシはおそく帰るようにと願う」という説明とともに、供え物をつくる様子の写真が掲載されている。
⑦『日本の年中行事 7月・8月』は「盆だなのかざり方の例」の中に絵が掲載されており、「キュウリは祖先の霊が乗ってくる馬、ナスは荷物を運ぶ牛」にみたてているという説明がある。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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