レファレンスデータベース > 吉備団子の起源吉備団子の起源質問内容吉備団子の起源を知りたい。回答内容①によれば吉備団子は「地名の吉備を植物の黍にも関連させて、キビとモチ米を主原料にした菓子」。岡山県立図書館郷土雑誌記事索引で検索すると藤井駿著「吉備団子の系譜」(『岡山春秋 昭和28年1月号』p22-25)がヒットする。それによれば、製造本家の伝えでは、嘉永6(1853)年頃に作られ始め、安政2(1855)年頃に「吉備団子」という名前がついたという。さらに、慶安4(1651)年ごろの資料に「日本一の吉備だんご」、延徳4(1492)年の記録に「日本一之黍団子」の文字が見えるなど、来歴を詳しく論じている。同記事は藤井駿著『吉備地方史の研究』(法蔵館 1971)にも収録されている。④では、「きびだんご」が岡山名物として認知されるようになった由来について論じられている。回答館・回答団体岡山県立図書館カテゴリ情報レファレンスデータベース > レファレンス事例データ > 岡山県立図書館 > ~2003年処理事例レファレンスデータベース > レファレンス事例データ > 岡山県立図書館 > ~2003年処理事例メタデータレファレンス事例タイトルレファレンス事例タイトル吉備団子の起源(キビダンゴ)回答した図書館または団体回答した図書館または団体岡山県立図書館(オカヤマケンリツトショカン)情報源(回答)情報源(回答)①『岡山県大百科事典 上 あ~そ』岡山 山陽新聞社,1980,1493.参照はp.768.②藤井駿「吉備団子の系譜」『岡山春秋』第3巻第1号, 1953年1月, 参照はp.22-25.③藤井駿「吉備団子の系譜」『吉備地方史の研究』法蔵館,1971, 591p.参照はp.88-93.④加原奈穂子「伝統の由来―岡山名物『きびだんご』の事例について」『岡山民俗』216号,2001年12月,p.25-37.NDC分類NDC分類588:食品工業時代時代明治時代利用対象者利用対象者全年齢, 高校生回答日回答日2000-11-02公開日公開日2000-11-02このページのURLこのページのURLhttp://digioka.libnet.pref.okayama.jp/detail-jp/id/ref/M2016081010081483359関連するコンテンツ郷土情報ネットワーク続きはこちら >レファレンスデータベース続きはこちら >