レファレンスデータベース > 横綱昇任伝達式での口上
横綱昇任伝達式での口上
質問内容
回答内容
①のp.300-302に歴代横綱一覧が掲載されており、それによると平成になってから横綱に昇進した力士は、「旭富士正也」「曙太郎」「貴乃花光司」「若乃花勝」「武蔵丸光洋」「朝青龍明徳」「白鵬翔」「日馬富士公平」「鶴竜力三郎」の9人が確認でき、横綱昇任場所の年月日も載っている。また②の事典を使い、個々の力士の略歴を確認するとより詳しく入幕、昇進等の情報が載っており、そこから朝日新聞の検索データベース聞蔵Ⅱビジュアルを使用し、横綱昇任伝達式の詳細記事を確認したところ、「貴乃花」「若乃花」「朝青龍」「白鵬」「日馬富士」「鶴竜」の6人が使用したと分かった。
使用した口上の意味を③を使用し調べると、貴乃花(1994年11月昇任)のp.575「不惜身命」は「自分の身や命を惜しまないこと。」とある。若乃花(1998年5月昇任)のp.203「堅忍不抜」は「どんなことがあっても心を動かさず、じっと我慢して堪え忍ぶこと。」とある。朝青龍(2003年1月昇任)と鶴竜(2014年3月昇任)は同じp.39「一生懸命」を使い、意味は「命をかけて物事に当たるさま。本気で物事に打ち込むさま。」とある。白鵬(2007年5月昇進)のp.370「精神一到」は「神経や精神を一つのことに集中すること。またそうすればどんな難しいことでも成しとげられるものであるということ。」とある。日馬富士(2012年9月昇進)のp.394「全身全霊」は「その人に備わっている体力と精神力のすべて。」とある。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
カテゴリ情報
![]() | レファレンスデータベース > レファレンス事例データ > 岡山県立図書館 |
---|