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畳の種類と違い

質問内容

畳の大きさ、種類、違いを知りたい。

回答内容

①もともと寝具として使われていたことから、畳の長さは人の身長から、幅はその半分を基本に考え出されている。しかし16世紀の末、床に敷き詰めるようになってから、京都で長さや幅を統一されるようになったと言われている。
畳が現在は、「京間」「中京間」「江戸間」「団地間」などがあり、畳のイラストとともに名前の違いが細かく説明されている。また、幅・長さが共にセンチメートルで説明されている。

②一畳分の大きさは、人が寝た時の寸法、半畳は座った時の寸法だとされ、大きさは地域で異なるが江戸時代に入ってからは一定となり、縦・横の比率は2対1と統一され、縦は6尺・横は3尺が一般的となったと書かれている。近世以降、関西の京間と関東の田舎間(江戸間)の2タイプが主流となったが、ほかに中京間・団地サイズなどもあると書かれている。また、部屋の寸法として、一尺が30.3センチメートル、一寸が3.03センチメートルの説明とともに京間・中京間・田舎間の大きさの違いがイラストで紹介されている。

③簡単な畳のしくみが説明されている。大きさの違いとして、伝統的な大きさは西日本・東日本、その中間の地域で異なっていると書かれている。大きさのイラストは、京間・江戸間のみが描かれている。また、尺とメートルで説明されており、簡単な畳の作りも添えられている。

回答館・回答団体

岡山県立図書館

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畳の種類と違い

(タタミノシュルイトチガイ)

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回答した図書館
または団体

岡山県立図書館

(オカヤマケンリツトショカン)

情報源(回答)
情報源(回答)

①永井順國『伝統文化で体験学習4 和室と庭にふれよう』 ポプラ社,2003,47p. 参照はp.14-15.
②『日本人の暮らし大発見2 住まいの知恵』 学研,2003,59p.
③市川寛明『再発見!くらしのなかの伝統文化3 住まいと日本人』 ポプラ社,2015,53p. 参照はp.34-35.

NDC分類
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375:教育課程.学習指導.教科別教育

382:風俗史.民俗誌.民族誌

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