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国民英学会
質問内容
回答内容
「国民英学会」に関する記述は以下の資料の中にある。
①『英語教育史資料 第5巻』によれば、国民英学会は「明治・大正から昭和にかけてもっとも有名であった私立英語学校の一つ、国民英学会は1888(明治21)年2月磯辺弥一郎と米人F.W.Eastlake(1858-1905)が協同して東京神田錦町1丁目に創設した。」とある。②『各種学校入学案内』には、「本校は諸官公立学校の入学試験に応ずる者及師範学校、中学校、高等女学校等の英語科教員試験検定応募者の為に必要なる英語の学力を養成するを以て目的とす。入学資格は高等小学校卒業生、若しくは同等以上の学力ある者にして、別段入学試験を行わずして、随意各自の学力に適応せる学科を選べしむるものとす。」とあり、その学習内容の目的、および入学資格について記載されている。また、③『国民英学会創立第三十周年回想録』において、創設者の一人である磯辺弥一郎による校名の由来に関する記述がある。④『狂風の記者』においてもその部分が引用されている。このほか、国民英学会に関する記述は、情報源⑤~⑪にも見ることができる。
生徒数については、①『英語教育史資料 第5巻』によると「1902年には生徒数が1,430人を数え、大いに繁盛した」という記述がみられる。このころの生徒数については、⑫『東京府統計 明治34年』によると1535名(明治35年3月31日現在)となっている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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