レファレンスデータベース > オジギソウのおじぎのしくみ
オジギソウのおじぎのしくみ
質問内容
回答内容
「オジギソウがおじぎをするしくみ」について説明がある、以下の図書を紹介した。
①『はてなシリーズvol.3昆虫と植物のはてな』には、「オジギソウの葉や茎のつけ根には葉枕と呼ばれる枕の形をした蝶つがいのようなものがある。オジギソウが葉に触れられると活動電流が生じ、その刺激によって葉枕の細胞の内部にあった水が細胞の外へと出て行くため、葉枕がおじぎをするように葉を閉じる。」と記載されている。また、おじぎするしくみについてイラスト付きで説明されている。
②『これだけ!高校生物』の「膨圧運動」の項目には、「オジギソウの葉に手を触れると、接触傾性が起こります。これは、オジギソウの葉のつけ根(葉枕)にある細胞から水が流出し、細胞壁を押し広げようとする膨圧が下がり、細胞の体積が減少するためです。」とイラスト付きで記載されている。
③『キャンベル生物学原書9版』には、「オジギソウMimosa pudica の複葉は、触るとくたっとなり、小葉は折りたたまれてしまう(図39.26)この応答は1~2秒で起こるが、葉の結合部分にある特別な運動器官である葉枕内の細胞が急速に膨圧を失うために起こる。」と記載されている。また、図39.26に写真付きで説明されている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
カテゴリ情報
![]() | レファレンスデータベース > レファレンス事例データ > 岡山県立図書館 |
---|