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鳥の骨の内部構造
質問内容
回答内容
「鳥の骨の構造」について説明がある、以下の図書を紹介した。
①『ポケット図解 鳥の雑学がよ~くわかる本』の「骨も重くては困る」の項目に、「骨自体の軽量化の工夫は、中身を空にしたことです。しかし、骨の中を空にしてしまうと、強度が弱くなってしまう心配があります。着陸のたびに骨折していては、具合がよくありません。でも、心配はいりません。骨の空洞には、細かい柱のような構造物を張り巡らし、筋交いで補強しているから大丈夫なのです(下図参照)。」と記載されている。また、下図にイラストで骨の内部の構造が載っている。
②『鳥ってすごい!』には、「軽量化の一つとして、鳥の多くの骨の内部は中空になっており、その中に構造を強化するのに役立つ梁のような支持物が発達している(図4)。このため、鳥の骨はとても軽い。」と記載されている。また、図4に中空になった骨の構造のイラストが載っている。
③『鳥を識る なぜ鳥と人間は似ているのか』の「含気骨で軽量化」の項目に、「鳥は、一体化が可能な骨は癒合させてひとつにまとめ、さらに大きな骨は内部に空洞をつくる「含気骨」と呼ばれる構造になっています。」と記載されている。また、図3に骨のイラストと説明が載っている。
④『鳥類学』の「骨格」の項目に、「多くの鳥の骨の断面図を見ると、陸に生息する多くの動物の分厚くてかたい骨とは異なり、軽く空気で満たされた構造をしている。翼の中空で長い骨は、内部にある支柱でいっそう補強されているようだ。」と記載されている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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