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フェリーとRORO船の違い
質問内容
回答内容
「フェリーとRORO船の違い」について記載のある、以下の図書を紹介した。
①『船の百科事典』の「4章 陸と海をつなぐ(港湾)」にある「7. フェリー・RORO船の荷役」の項目に「フェリーに似た荷役方式をもつのがRORO船(roll-on roll-off ship)である。RORO船は本船のランプウェイを経由して積揚げする荷役方式である。乗客を乗せることはできるが,日本では12名が法定定員になり顧客サービスは限定される。貨物専用に設計されたフェリーと理解するのが妥当である。」と記載されている。
②『船舶知識のABC』の「第1章 船の種類」にある「1・2 用途による分類」の項目に「また,最近はフェリーと外観も運航形態も同じですが,ロロ船またはローロー船(RORO船,Roll on Roll off船,写真1・3・e)と呼ばれる船舶が増加しています。わが国ではフェリーとロロ船の区別は,船型ではなく,適用される法律が異なっているのです。フェリーは海上運送法による「自動車航送をする一般旅客定期航路業者」であり,運賃および料金を国土交通大臣に届け出ることが義務付けられています。これに対し,いわゆるロロ船は,内航海運業法が適用される貨物船(旅客定員12名以下)です。」と記載されている。
③『史上最強カラー図解 プロが教える船のメカニズム』の「用途による船の分類」にある「貨客船」の項目に、「カーフェリーは、利用者や乗用車、貨物を積んだトラックをそのまま積載して輸送する(法規上は旅客船)。RORO(Roll on Roll off)船はフェリーとよく似ているが、乗客定員が12名以下(法規上は貨物船)。」と記載されている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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