デジタル岡山大百科 | 岡山県立図書館

ニッポニウム

質問内容

以前「ニッポニウム」という元素があったらしいのだが、現在の元素周期表には載っていない。そのことについて書かれている資料はないか。

回答内容

「ニッポニウム」で検索したところ、『科学に魅せられた日本人』がヒットする。『科学に魅せられた日本人』には、「ニッポニウムの謎をとく-小川正孝の苦闘」にニッポニウムの発見に関することや後にニッポニウムが元素番号75の「レニウム」であったことが紹介されている。

また、『完全図解周期表』にも同様の記載が見つかる。「発見されていたニッポニウム」というコラムの中で、「ニッポニウムは、(中略)小川正孝が発見し、1908年の『ケミカル・ニュース』という雑誌に発表していたものである。」と記載されている。コラムの中では、のちに「ニッポニウム」が、元素番号75の「レニウム」であったことが紹介されている。

なお、『よくわかる最新元素の基本と仕組み』、『面白くて眠れなくなる元素』にも上記と同様の内容が記載されている。

回答館・回答団体

岡山県立図書館

カテゴリ情報

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ニッポニウム

(ニッポニウム)

回答した図書館または団体
回答した図書館
または団体

岡山県立図書館

(オカヤマケンリツトショカン)

情報源(回答)
情報源(回答)

吉原賢二『科学に魅せられた日本人』 岩波書店,2001,226p. 参照はp.6-46.
『完全図解周期表』 ニュートンプレス,2017,199p. 参照はp.197.
山口 潤一郎『よくわかる最新元素の基本と仕組み』 秀和システム,2007,319p. 参照はp.75.
左巻 健男『面白くて眠れなくなる元素』 PHP研究所,2016,267p. 参照はp.193.

NDC分類
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431:物理化学.理論化学

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