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岡山市の伊勢神社、内宮について
質問内容
回答内容
由緒沿革が資料 ①~⑤に書かれている。
安永七年成立の地誌『寸簸之塵』(資料⑥所収)で伊勢神社について「外宮は出石郷にあり。内宮は鹿田庄濱野村に有之」とあるが、資料⑦では「この説は定かではない」としている。
また、両社とも資料①の由緒沿革に「名方(の)浜宮」とある。
鎌倉期に成立した伊勢神宮の神道書『倭姫命世記』(資料⑧所収)にある、ご神体の鎮座地を求めた巡幸先の一つ「吉備国名方濱宮」をどことするかは諸説あり、資料⑨では中田(現在の岡山市中区賞田)としている。
資料③では、p.7に「決定のものでない」としながら中田説を紹介しており、p.38~41で浜野の内宮について「名方の浜に(中略)最も深い関係ある」としている。
資料⑩では、伊勢神社の項目で「名方浜宮」は現在の賞田(中田村)で、別説で浜野の内宮の地に比定することもあるとしている。
資料⑪では、両社の関係について争いのあったことや著者の自説が述べられている。
資料⑫では、「吉備温故秘録」(資料⑬に翻刻掲載)により、浜野を「名方浜」に比定との説が紹介されている。
回答館・回答団体
岡山市立中央図書館
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