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ハロウィンでカボチャを使うのはなぜか
質問内容
回答内容
①では、ハロウィンのカボチャについて「アイルランドに伝わる人魂のお化けの話から「ジャック・オー・ランタン(提灯持ちの男)」とよばれる。もともとはカブが使われていたが、ハロウィーンがアメリカに伝わったとき、アメリカ大陸原産のカボチャを使ったのが始まりだ。」と紹介されている。
②では「アイルランドからの移民たちがアメリカにつたえたんだけれど、もとは、カボチャじゃなくて、カブ(砂糖大根)で提灯がつくられていたんだよ。アメリカでは、この季節にカボチャがよくとれるので、カボチャがつかわれるようになったんだ。」と紹介されている。
また「アメリカの人は、カボチャに対して、とくべつなおもいをもっているんだよ。それは、はじめてアメリカ大陸に移民してきたときに飢えをしのいだ食べもののなかにカボチャがあったからなんだ。」との説明もある。
また、なぜカブのランタンを作るようになったかについては以下の資料に記述がある。
③では、アイルランドのジャックにまつわる言い伝えを紹介し、それがハロウィーンのランタンの始まりとしている。かぶのかわりにかぼちゃを使うようになったとの説明もある。
④では、「かぼちゃには,どんな由来があるの?」という項目にて「顔をかたどったハロウィーンのかぼちゃを,「ジャック・オー・ランタン」といいます。アイルランドにいたジャックという男が,死んだ後もこの世とあの世の間をかぶで作ったランタン(手さげのランプ)を持って,さまよい続けているといういい伝えがあります。アメリカでは,この時期がかぼちゃの収穫の時期なので,かぶではなく,かぼちゃでランタンを作るようになったそうです。」との説明がある。
⑤では、なぜハロウィンにはかぼちゃのおばけが出てくるようになったのかについて、
「アイルランドに伝わる「けちんぼジャック」の伝説がもとになっている。」との記述があり、ジャックの悪霊を遠ざけるために、ルタバガという大きなかぶをくりぬいて、ハロウィンのちょうちんを作る風習が生まれ、19世紀に新天地を求めてアメリカに渡ったアイルランドの移民が、アメリカでよく栽培されていたペポかぼちゃを用いてちょうちんを作るようになった旨の説明がある。
⑥には、アイルランドに伝わるジャック・オ・ランタンの伝承を元にしたおはなしが掲載されている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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