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「平家物語」の「松陰硯」
質問内容
回答内容
①『平家物語総索引』から②『日本古典文学大系 33 平家物語』p257「巻第十 戒文(かいもん)」の記述では、平重衡から法然に渡された硯「松影(まつかげ)」のことである
③『京都の歴史 2』p86 第一章「平安京の解体」第三節「日宋貿易」/「大陸との再会」の中に
「松陰硯」について「平家物語」に由来する説明と、知恩寺蔵の「松陰硯」の画像(白黒)有り
④當麻寺奥院(奈良県)のホームページ上の
當麻寺奥院 > 當麻寺奥院について > 當麻寺の見所 > 宝物館
(http://www.taimadera.or.jp/about/facilities/houmotsukan.html)
の中に「平家物語に由来が登場する松蔭硯」の画像有り
⑤『集古十種 第1』(国立国会図書館デジタルコレクション閲覧可能)p303~305
「大和國當麻寺蔵松陰硯並箱」に 箱(下側の図)、蓋表図・蓋裏図、硯正面図・(斜め横)図
が有り
その他に
p309
「相模國鎌倉光明寺蔵松陰硯図」の図が有るが、
どちらも「平家物語」と関連する記述は見られない。
⑥『平家物語から浄瑠璃へ』p268~274
第十四章『平家物語』と浄土宗 松陰硯 で真贋について詳しく研究されている。
「知恩寺」「当麻寺」「鎌倉の光明寺」「黒谷源空寺」での所蔵についてふれている。
⑦『名判官物語』(国立国会図書館デジタルコレクション 閲覧可能) p33~34
板倉重宗(天正十四年-明暦二年)に関して
「知恩院」「源空寺」の松陰の硯の真贋の裁きについて載っている。
⑧『硯の歴史』p183~185
「宋代の諸硯」 (※サンズイが付く)黎溪石の松蔭硯(しょういんけん) として、硯の種類の1つとして扱われている。185pに「松蔭硯(宋代・(※サンズイが付く)黎溪石)」(2)の知恩寺の松陰硯の図と似た図が載っている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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