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アーマー・レビー工法
質問内容
回答内容
①『洪水の水理と河道の設計法』には、「建設省土木研究所では、堤防耐越水化の重要性とその治水効果に着目し、アーマ・レビー(armor levee,耐越水堤防)の開発を行ってきた」と記述され、アーマ・レビーの機能や種々の保護工、法尻工が紹介されている。
②『図説河川堤防』では、10の越流対策を挙げ、「以上のような越流対策を実施してつくられた堤防を、アーマーレビー(耐越水型堤防)あるいは難破堤型堤防と呼ぶことがある」と記述し、構造図を掲載している。また実施例も示されている。
③『河川堤防の技術史』では、「土堤表面に保護工を設置することにより越水や浸透などのよる(原文ママ)破壊に対して抵抗力を強化した堤防をアーマレビー(鎧をかぶった堤防の意味)と呼び」と記載があり、設置目的や加古川堤防で開発設計の後、御船川、江の川に施工されたことなどが書かれている。
④『河川堤防学』には、越水による堤防決壊を防ぐための堤防での対策としてアーマーレビー(耐越水型堤防)が紹介されている。「耐越水型堤防は、堤防悦流水に対して、堤防のり尻や裏のり面、堤防天端の洗掘を防ぐように補強したものである」と記載がある。
⑤『国土建設の長期構想』では、建設省が大河川の整備方針の中で「被害を一気に増大させる原因となる破堤を防止するため、越水に強いアーマー・レビー(耐越水堤防)」等の質的強化施策を展開してきたことが記述されている。
⑥⑦「アーマー・レビーの設計、その1」「アーマー・レビーの設計、その2」には、越水対策・浸透対策に分けてアーマー・レビーの設計について記述されている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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