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パーマ液の種類

質問内容

パーマ液の種類や仕組みについて簡単に知りたい。

回答内容

美容関係(分類:595.4)の資料で説明が書かれているものがあった。

①『あなたの髪がもっとキレイになる本』p113-120 に一液と二液の種類と説明が上げられていた。
一液
・チオグリコール酸アンモニウム(揮発性)
・チオグリコール酸モノエタノールアミン(不揮発性)
・システイン系パーマ(L-システイン、アセチルシステイン)
・チオ・シス混合タイプパーマ
・中性パーマ(チオグリコール酸炭酸水素アンモニウム)
・酸性パーマ
・サルファイト
二液
・臭素酸塩(臭素酸ナトリウム)
・過酸化水素水

②『BASIC OF BASIC 07 パーマ レイヤー(下)+ケミカル知識』p48-58 にも一液と二液の種類や、種類ごとのダメージレベル別の毛束検証、パーマのしくみが書かれていた。
一液
[主に、医薬部外品のパーマ剤に使われるもの]
・チオグリコール酸(チオ系)
・システイン(シス系)
[化粧品のカーリング料に使われるもの]
・システアミン
・チオグリセリン
・ラクトンチオール
・サルファイト
二液
・過酸化水素水
・臭素酸ナトリウム(ブロム酸塩)

ホットパーマのしくみ
ウェット → 1剤塗布・放置(還元してシスチン結合を切る(毛髪内は生卵のような状態)) → 中間水洗 → ワインディング → 加温・クリーニング(50~60℃で85%ドライして形状記憶(半熟だけど形はできている目玉焼き=熱酸化(熱変性))) → 2剤塗布・放置(熱酸化で酸化させきれない部分を補うために2剤塗布(プルンとした目玉焼きの完成)) → ロッドアウト → 水洗・ドライ 


化粧品関係(分類:576.7)の下記資料内で全般的に化学的な説明が書かれているものがあった。

③『SCIENCE of WAVE 改訂版』
④『BASIC CHEMICAL』

回答館・回答団体

岡山県立図書館

カテゴリ情報

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メタデータ

レファレンス事例
タイトル
レファレンス事例
タイトル

パーマ液の種類

(パーマエキノシュルイ)

回答した図書館または団体
回答した図書館
または団体

岡山県立図書館

(オカヤマケンリツトショカン)

情報源(回答)
情報源(回答)

①マスター・カトウ『あなたの髪がもっとキレイになる本』文芸社,2004,257p 参照はp113-120
②『BASIC OF BASIC 07 パーマ レイヤー(下)+ケミカル知識』女性モード社,2011,59p 参照はpp48-58
③日本パーマネントウェーブ液工業組合技術委員会/編著『SCIENCE of WAVE 改訂版』新美容出版,2002,266p
④日本パーマネントウェーブ液工業組合『BASIC CHEMICAL』新美容出版,2006,98p

NDC分類
NDC分類

595.4

576.7

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