レファレンスデータベース > 車いすの種類
車いすの種類
質問内容
回答内容
①『福祉用具の選び方・使い方 PART2』では、高齢者向けの車椅子について5種類に分けて紹介している。ア.調節機能付き車椅子標準型とイ.固定型車いす標準型は、いわゆる標準型の自走用、介助用の車いすで、調節が可能かどうかが違いとなっており、アのほうが様々な調節可能な機能を有し、イはフットプレートの調節のみ可能となっている。3つ目として、ウ.姿勢調節機能付き車いすがあり、座面角度や背もたれ、足の昇降が可能で、姿勢を変えることができる車いすである。このほかに、エ.障害者が使用する活動型車いすや、オ.子どもの成長に合わせることのできる、車いすがあると説明されている。また、210pには、車いすの種類が一覧で分かるように表で整理されている。
②『移動補助具」では、身体障害者福祉法による車いすの分類と、JISにおける車いすの分類が紹介されており、身体障害者福祉法では、手動車いすをさらに11種類に、電動車いすを5種類に分けて解説と装備についても説明されている。また、JISの分類では、手動車いすが、自走用と介助用に分けられさらに4つの型に分けて定義と解説が書かれている。また、電動車いすは標準型と多機能型に分かれており、標準型は屋外用と屋内外兼用に分けて、それぞれの使用目的や機能、制御機能、独自装備についての定義と解説が書かれている。多機能型は、電動リクライニング式と電動リフト式に分け、それぞれの定義と解説が書かれている。
③『車いすの図鑑』では、病院や施設、日常生活で使う標準タイプの車いすと、活動的な人のためのアクティブタイプの車いす、持ち運びがしやすく、小回りのきく軽量・コンパクトタイプのものや、姿勢を楽に保つ角度調節機能付きの車いす、モーターが移動を助ける電動車いす、子どもの成長や障害の程度に合わせた子ども用の車いす、入浴介助や福祉車両用、足こぎ車いすなど、目的に応じた機能をもつものの紹介が書かれている。また、高齢で足腰が弱っても外出できる電動カートや、陸上競技、テニス、バスケットボール、ラグビー、サッカーなどスポーツ用の車いすについても紹介されており、全てカラー写真と説明文がある。さらに、巻末には、車いすに関するQ&Aが書かれている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
カテゴリ情報
![]() | レファレンスデータベース > レファレンス事例データ > 岡山県立図書館 |
---|