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お正月に門松を飾る理由

質問内容

お正月に門松を飾る理由がわかりやすく載っている児童書が見たい。

回答内容

①には、門松は、「年神様がおりてくる目印・案内役です。年の暮れに門のところに立てて年神様を待ち、元旦にお迎えしたら、7日(地域によっては15日)にお帰りになるまで門で待っているので「門松」といいます。門松を立てている期間を「松の内」といい、年始のあいさつなどは松の内にします。」との記載がある。

②には、「「門松」は、歳神さまをおむかえするめじるしです。歳神さまや祖先のたましいは、近くの山など、たかいところにいて、正月になると人里におりてきて、家におとずれるとしんじられていました。」との説明があり、裏表紙には、いろいろな門松の絵が載っている。

③には、「山からおりてきた歳神さまが迷わないように目じるしとして、玄関や門の前に置かれます。歳神さまは松の木に宿るといわれているため、竹や松の葉でつくられています。」との記載がある。

④には、「お正月にかざる門松は、それぞれの家でつくっていました。年末に山から松などをとってくることを松むかえといいます。」との記載がある。また、「関西の門松は、縁起もののかざりをたくさんつけるので、はなやかです。」、「関東の門松は、竹と松だけでとってもシンプル。」と、イラスト入りで紹介されている。松、竹、南天をかざる理由として、松は、「神待つ木」として年神さまを呼びこむこと、竹は、まっすぐのびる、まげてもおれないこと、南天は、「難を転ずる」ので縁起が良いことが挙げられている。

⑤には、門松は「年神さまをお迎えする目印で、家の門口に木を立てたのが始まりとされ、松がよく使われます。7日にとりはらうので、それまでの期間を「松の内」と呼びます。」との記載がある。

回答館・回答団体

岡山県立図書館

カテゴリ情報

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メタデータ

レファレンス事例
タイトル
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タイトル

お正月に門松を飾る理由

(オショウガツニカドマツオカザルリユウ)

回答した図書館または団体
回答した図書館
または団体

岡山県立図書館

(オカヤマケンリツトショカン)

情報源(回答)
情報源(回答)

①三浦康子『子どもに伝えたい春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本』永岡書店,2014,143p.参照はp.14.
②かこさとし『かこさとしこどもの行事しぜんと生活 1月のまき』小峰書店,2011,36p.参照はp.3.
③長谷川康男『1月のえほん』PHP研究所,2010,47p.参照はp.7.
④たかいひろこ『春夏秋冬の行事と食べもの』ポプラ社,2015,63p.参照はp.48.
⑤左近蘭子『行事のおはなし12か月』世界文化社,2010,111p.参照はp.4.

NDC分類
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386:年中行事 祭礼

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