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ヘアドネーション
質問内容
回答内容
子ども向けの資料として、①~④の図書を調べたところ、記載があるのは④のみであった。
子ども向け資料とは言えないが、オンラインデータベースとして⑤~⑦を検索したところ、有用な情報として、⑤にのみ用語の説明・解説があった。
①『現代用語の基礎知識学習版 2018-2019』には記載なし。
②『総合百科事典ポプラディア 9 ひ・ふ・へ』には記載なし。
③『あなたにできるボランティア・ハンドブック』には記載なし。
④『髪がつなぐ物語』のジャケットには、「長くのばした自分の髪を寄付する「ヘアドネーション」 寄付された髪はていねいに処理をされて、「医療用ウィッグ」として、病気や、その治療によって髪の毛を失ってしまった子どもたちのために使われる。だれでも参加できるこの活動を、日本でリードするNPO、JHD&C(ジャーダック)のとりくみと、自分の髪を寄付する子どもたち、ウィッグを受けとる子どもたちの思いにせまる。」と記載されていて、この本では日本における「ヘアドネーション」の活動が紹介されている。
⑤「JapanKnowledge Lib」にて、「ヘアドネーション」をキーワード検索すると、「情報・知識 imidas 2018」の項目がヒットする。「情報・知識 imidas 2018」には、「hair donation 病気や事故で髪を失った人に贈るかつらの材料とするため、カットした髪を寄付すること。1990年代にアメリカで始まったといわれる。日本では2009年に大阪市の美容師らがNPO法人「Japan Hair Donation & Charity(JHDAC)」を設立。活動に賛同する美容室などから集めた髪をかつらの材料とし、小児がんの治療や事故、先天性無毛症などで髪を失った18歳未満の子どもに無償でプレゼントしている。1個のかつらを作るには20~30人分の髪が必要で、同団体では傷みが激しくなく、長さ31センチメートル以上であれば、年齢や性別、国籍に関係なく寄付を受け付けている。16年1月時点で賛同する美容室が全国で約350に及ぶなど活動が広がりを見せて」いると記載がある。
なお、「デジタル大辞泉」や「現代用語の基礎知識 2018」の項目もヒットし、用語の簡単な説明が記載されている。
⑥「国立国会図書館サーチ」でキーワード検索したが、④と⑤以外の情報は得られなかった。
⑦雑誌記事を調べるために、「nichigai web service magazineplus」でも全文検索をしたがヒットしなかった。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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