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オーブンを使わないパンの発酵

質問内容

オーブンの発酵機能を使用せずにパンを発酵させる方法を知りたい。

回答内容

下記の資料で、オーブンの発酵機能を使わないパンの発酵方法として、湯煎や電気こたつの利用などが紹介されていた。

①細野 宏太郎『パン 手作りしてみませんか』p13 では「発泡スチロールの箱に40℃のお湯を入れる。中にボールなどを浮かべ、その上に天板をのせて、フタをする。」との記述あり。

②灘吉 利晃『素敵なパンの世界』p38 では「温度30度、湿度75%の環境を作り発酵させます。小ボールにショートニングをぬり、まるめた生地の底面を下にして入れます。大ボールに30度の湯を入れて、小ボールをうかせます。温度、湿度が逃げないようにラップをきれいにかぶせます。」との記述あり。

③『たのしいクッキング 13 やさしいお菓子・パンづくり』p96-97 では「35~40℃のところにおいて最終発酵させる。ここでは赤外線コタツを利用。自動的に温度が調節されるうえ、熱がムラなくまわる。夏季は日あたりのよい部屋などでじゅうぶん発酵する。」との記述あり。

④多谷 真堂『和洋お菓子の作り方』p83では「桶に入れ、布巾をかけて保温して発酵させます。」との記述あり。

⑤吉野 精一『パンづくりの科学』p70-71 では「家庭や設備の整っていない環境ではそれなりの工夫が必要となります。パンの種類にもよりますが大方の場合、温度:30~35℃(体温よりやや低い温度)、湿度:70%前後(お風呂で湯気が立ちこめた状態)で発酵させれば、適正環境と言えましょう」との記述あり。

回答館・回答団体

岡山県立図書館

カテゴリ情報

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レファレンス事例
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オーブンを使わないパンの発酵

(オーブンオツカワナイパンノハッコウ)

回答した図書館または団体
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または団体

岡山県立図書館

(オカヤマケンリツトショカン)

情報源(回答)
情報源(回答)

①細野 宏太郎『パン 手作りしてみませんか』金園社,1989,126p 参照はp13
②灘吉 利晃『素敵なパンの世界』講談社,1985,135p 参照はp38
③『たのしいクッキング 13 やさしいお菓子・パンづくり』国際情報社,c1975,151p 参照はp96-97
④多谷 真堂『和洋お菓子の作り方』池田書店,1960,210p 参照はp83
⑤吉野 精一『パンづくりの科学』誠文堂新光社,2012,237p 参照はp70-71

NDC分類
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596.63

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