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除夜の鐘の回数
質問内容
回答内容
①には、「除夜の鐘は、仏教において、人間がもつと考えられている一〇八の煩悩をとりはらうために鳴らすとされます。煩悩とは、欲や人に対する怒りなどのこと。清らかな心でお正月を迎えるために、鐘を鳴らすのだといいます。」と記載されている。
②には、除夜の鐘について「人間には百八のなやみやくるしみがあるといわれ、それをはらうために、大みそかの夜、寺で百八回のかねをつきます。」と記載がある。
③には、「大晦日の夜は「除夜」ともいわれます。除夜は、古い年が押しのけられる夜という意味で、お寺では人間のもつ百八つの煩悩を取り除くために鐘を108回つきます。」と記載がある。さらに、「大晦日の晩(除夜)、お寺では人間の百八つの煩悩を追放するために鐘を108回つきます。「煩悩」とは、人間の心を煩わし、身を悩ませるすべての迷いや欲望のことです。107回目は「最後の宣命」といい、ゆく年の最後の鐘です。108回目は「最初の警策」といい、新年の最初に、煩悩にまどわされないようにつかれます。」と記載がある。加えて、煩悩の数が108になる計算のもとになる、「六根」、「三不同」、「感じ方の程度」、「三世」が簡単な図形式で紹介されている。
④には、除夜の鐘について「除夜とは、「ふるい年を除く夜」という意味で、一年最後の夜、大みそかの夜のことです。その大みそかの夜、午前0時をはさんで、各地の寺では鐘を一〇八回つきます。一〇八というのは、人間がいきているときにあらわれる煩悩(まよい)の数などといわれ、その煩悩を鐘の音ではらいきよめ、あたらしい年をむかえます。」と記載されている。さらに、「108の意味」についてのコラムがあり、「四苦八苦から4×9+8×9=108」「1年をあらわす12か月、24節気、72候から12+24+72=108」「仏教で人の煩悩は108あるとされることから(数え方はさまざまあります)」と、3つの説が紹介されている。
⑤国立国会図書館のレファレンス協同データーベースに、大人向けの資料の紹介もある。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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