レファレンスデータベース > 岡山の小野小町伝説
岡山の小野小町伝説
質問内容
回答内容
資料①『小野小町』は、小野小町と岡山の関わりを絵本形式で紹介した資料。
巻末に解説があり、清音村の小野山(現在は野山)に小野小町が住んだという屋敷跡があり井戸跡や墓が残っていることや、倉敷市羽島には小野小町が顔を写したという「小町姿見の井戸」があることを紹介している。
資料②『清音村誌』では、小野小町の卒塔婆が盗まれそうになったため、場所を移して祀った話や、小野小町が蛭封じの歌を詠んでからは、地元百姓は蛭に吸いつかれなくなった話なども紹介されている。
資料③『おかやま伝説紀行』には、清音村の高梁川をはさんだ対岸に住む金麻呂が小野小町を妻に望んだが、「千夜通ってくれば妻になる」という返事をもらい、毎夜高梁川を渡るうちに寒さで命を落とした話なども出ている。
雑誌論文として資料④「伝説の美人・小野小町考」、資料⑤「郷土における小野小町の伝説」、資料⑥「小野小町」でも詳しく検証がされている。
そのほか、資料⑦『岡山県の伝承』、資料⑧『吉備の伝説』、資料⑨『郷土の伝説』などにも県内の伝説や伝承として小野小町伝説が取り上げられている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
カテゴリ情報
![]() | レファレンスデータベース > レファレンス事例データ > 岡山県立図書館 |
---|