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マヌカハニー
質問内容
回答内容
全項目「マヌカハニー はちみつ」で検索すると5冊ヒットした。
①『マヌカハニーの秘密』のp39に「その他に、マヌカハニーは、他のハチミツには含まれない独特の成分があります。その特殊な成分はこれまで、ユニーク・マヌカ・ファクター(Unique Manuka Factor:以下、「UMF」)、つまり「マヌカの独特な成分」と呼ばれてきました。最近、この成分が食物メチルグリオキサール(Methyl glyoxal:以下「MGO」)だと判明しました。MGOの他にもマヌカハニーにはシリング酸メチル(Methyl syringate)という特殊な成分が含まれることも明らかになっています。」と記述がある。
MGO(UMF)の詳細や、MGOマヌカハニーレベル表示対比表も載っている。
また、p44には「マヌカハニーの薬効」、p54には「食品としてのマヌカハニー」の項目があり、それぞれ解説がある。
②『スーパーはちみつマヌカハニー使いこなしBOOK』のp16に「マヌカハニーの特長は、その強力な抗菌作用、抗炎症作用です。医療の現場で、やけどの治療などにも使われた歴史があります。いま注目されているのは、風邪やインフルエンザの予防や改善、のどのケア、整腸作用など。甘くおいしく、糖質の高い食べ物でありながら、虫歯や歯周病の予防にもなるといわれています。」、「マヌカハニーに期待される効能の中でも、特に注目を集めたのがピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)の除菌です。」とあり、p56から詳しい解説がある。
③『ニュージーランドの神秘のハチミツ マヌカ・ストーリー』には、マヌカハニーの研究をたどりながら、その特有の抗菌成分についての記述がみられる。p51に「ほかのハチミツにはない、マヌカハニーだけに備わる特別な抗菌性は、マヌカの花蜜だけに含まれる成分に由来しています。そして、この花蜜からミツバチがマヌカハニーをつくる過程で、特別な抗菌物質があらたに生成されて、マヌカハニーに備わる強力な殺菌力が生まれます。」と記述がある。p98からは賞味期限や摂取量の目安など、疑問と回答を集めたQ&Aも収録がある。
④『オーラルケアで手に入れる美と健康』のp34に「マヌカハニーは、虫歯の原因になる「ミュータンス菌」、歯周病の原因になる「ギンギバリス菌」に有効で、炎症を抑える効果もありますので、ブラッシングの際に使う歯磨き剤も、マヌカハニー配合のものがお勧めです。」と、マヌカハニーの抗菌効果を活用したオーラルケア(歯磨きや口臭予防)の記述がある。
⑤『未来の科学者との対話 14』は、「マヌカハニー(抗菌生蜂蜜)の抗菌効果のすごさ」という論文で、マヌカハニーが腸内フローラの悪玉菌を減らすことを検証している。「また昨年は、ニュージーランド産のマヌカハニー(抗菌生蜂蜜)の抗菌効果を研究し、食中毒原因菌に対し高い抗菌力を認めた。」とあることから、『未来の科学者との対話 13』に収録のある「天然食品「マヌカハニー」の絶大な抗菌効果」の論文も参考にした。マヌカハニーの性質や抗菌効果を測定し、MGO含有値と対比して検証している。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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