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蒼頡の図
質問内容
回答内容
①『図書・図書館史』p15 の図には出典が書かれていなかった。
同著者の
②『図書館文化史』p20 に①と同じ「蒼頡鳥の跡を見て文字を作る図」が載っており、
「『童子往来百家通』慶應4年」との記述あり。
また、同ページに以下の記述あり。
「9 中国の文字創生伝説 「諸子百家」の『筍子』『韓非子』などには文字創生伝説が残る。黄帝の時代、記録に関する官職にあった「倉頡」は、獣や鳥の足跡を観察して、文字を創りだした、というのである。なお、この伝説は日本においても「往来物」などに記されることによってよく知られていた。」
③『往来物大系 100 合本科往来』内の
暁鐘成/編「新撰大全童子往来百家通」慶応4年(1868)(ページ付けがないがp12相当部)
に①②の図が載っている。
なお、蒼頡(倉頡)の目は2つで描かれている。
以下、④⑤⑥では目が4つ描かれている。
④『蒼頡たちの宴 ちくま学芸文庫』p11,p31に蒼頡の胸から上の図があり。
p11「1 蒼頡。「像を鳥跡に取り、始めて文字を作る。百官を弁治し、万事を領理す」とその業績が記されている。『歴代古像賛』より。」※原文ママ
p31「5 『三才図会』の蒼頡。」
⑤『中国歴史人物大図典 神話・伝説編』p13に蒼頡の胸から上の図が2つあり。
「蒼頡(集古像賛)」「蒼頡(歴代古人像賛)」
国立国会図書館デジタルコレクションで
⑥『三才圖會 106卷』に 「倉頡像」に④p31と同じ蒼頡の胸から上の図があり。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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