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PISAの問題
質問内容
回答内容
①『世界標準の読解力』には、問題の作成について、「PISAの問題は日本、アメリカ、オランダ、オーストラリアの4ヵ国、5つの機関が国際調査コンソーシアムを組み共同で作成している。日本では、国立教育政策研究所がその任を担っている。」との記述がある。
②『PISAの問題できるかな?』の日本語版序には、「PISA調査のテスト問題には、いくつかの選択肢の中から“1つの正答”を選ぶといった選択式の問題もありますが、特に注目されているのは記述式の問題で、解答するための情報は課題文や図表の中にあって、そこから情報を引き出し、自分が持っている知識と結び付け、求められている課題や文脈に合致させながら、与えられた情報を理解し、解釈し、熟考し、評価し、自分なりの答えを導き出していく能力が必要となります。問題によっては、正答は2つ以上あります。これは、人生で直面する様々な場面では答えが1つとは限らないという考え方に基づいています。したがって、PISA調査では生徒の解答を正答、無答・誤答のいずれかだけでなく、完全正答、部分正答、無答・誤答のいずれに相当するのかを判断する場合も少なくありません。生徒の解答がこのうちのどれに相当するのかを判断する重要な指針を得るまでに、テスト問題同様、各国の言語に翻訳するに当たっては、PISA調査の国際センターから最終的に承認を得るまでに、何度も細かなやりとりをすることが求められます。(中略)本書に掲載されている日本語版のテスト問題は、国立教育政策研究所内PISA調査プロジェクト・チームが調査分野ごとの国内専門委員会の協力を得て、翻訳等を行い、上述のような国際的な手続きを経てテスト問題として使用したものです。」との記述がある。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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