レファレンスデータベース > 缶ぽっくり
缶ぽっくり
質問内容
回答内容
資料①には、「缶ぽっくりの「ぽっくり」は、木履という昔のはき物のことです。缶に乗って歩くとぽっくりぽっくりと音がするので、缶ぽっくりといいます。はじめはバランスがとれなくてたいへんですが少しなれれば、馬のようにぱかぱかとリズムに乗って歩けます。」と記載がある。また、缶ぽっくりの写真をはじめ、作り方や遊び方の記載もあり、「あき缶とキリ、2mくらいのナイロンロープを2本用意します。キリで缶にあなをあけて、両側からロープを通して缶の内側でしっかり結べばできあがりです。ロープの長さは乗る人の身長にあわせて調節します。歩く時は右手と左手でロープを持って、右手と右足、左手と左足と、同じ側の手足をいっしょに動かします。」と説明されている。さらに、「缶はアルミ缶ではなく、じょうぶなスチール缶でつくりましょう。」と注意事項も記載されている。
資料②には、「空き缶ぽっくり」として、写真とともに、作り方と遊び方について①と同様の記載がある。注意事項としては、スチール缶を使うことのほか、ひもについての記載もあり、「ヒモは切れてしまうと危ないので、自分の体重を支えられる、太くて丈夫なものを選ぶこと。」と記載されている。
資料③にも、写真とともに、作り方について①や②と同様の記載がある。遊び方としては、缶ぽっくりの徒競争や、コース上に物を置いたり、玄関先の2段の階段を使ったりする障害物競争についての記載がある。
このほか、資料④や資料⑤にも、缶ぽっくりの作り方が簡単に記載されている。
なお、大人向けの本ではあるが、資料⑥にも缶ぽっくりの作り方や遊び方が書かれており、缶ぽっくりは「かんげた」ともいうことが記載されている。さらに、資料⑦には、「罐下駄(かんげた)」の説明の中に、「かんげた」は「罐馬」ともよばれることが記載されている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
カテゴリ情報
![]() | レファレンスデータベース > レファレンス事例データ > 岡山県立図書館 |
---|