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消しゴムはんこの作り方
質問内容
回答内容
・資料①には、使う道具と材料、刃物を使う時の注意点、作り方の手順、彫り方のポイントなどが明記されており、図を使って分かりやすく解説されている。
使う道具と材料としては、ゴム版または消しゴム、トレーシングペーパー、インク、カッターナイフ、彫刻刀が挙げられている。
刃物を使う時の注意点としては、「カッターナイフや彫刻刀を使うので、慎重に作業をしてケガをしないように注意すること。最初は簡単な図柄から作るようにするとよいだろう。」と記載がある。
作り方の手順は、下記のとおり、記載がある。
「1 まず仕あがりをイメージする」
「2 元絵を描く」として、「絵が決まったら、トレーシングペーパーに消しゴムの大きさを写し、そのトレーシングペーパーを元絵の上に置いて、2Bなどの濃い鉛筆でりんかくをトレースする。」とある。
「3 元絵を写す」として、「消しゴムを洗って水気を拭きとり、白い粉をとっておく。トレースした元絵を裏返して消しゴムにのせ、ずれないように注意しながらシャープペンシルの後ろなどで、りんかくの部分をこすっていく。消しゴムから元絵をはずすと、元絵が反転して消しゴムに転写されている。」とある。
「4 消しゴムを彫る」として、あらかじめ彫るところを青く塗り、輪郭線を赤く塗り、消しゴムに色分けをして印をつけておくことを説明し、「まずは消しゴムに転写されたりんかくの赤い線にそって、カッターナイフか彫刻刀の切り出しで斜めに切りこみを入れる。切りこみの段階で安定した形になるようにすれば(ポイント1)、インクを写すときにグラグラしたり、欠ける心配が少なくなる。また彫っている途中で刃物がすべる心配があるので、刃物の先には絶対に指を置かないようにしよう(ポイント2)。切りこみが終ったら、彫刻刀の三角刀や丸刀を使って消しゴムの青い部分を彫る。切りこみや彫るときのコツとしては、刃物を持った手の向きは変えずに、消しゴムを回すように動かしながら刃物の先を合わせて彫っていくとよい(ポイント3)。」とある。
「5 押してみる」として、「消しゴムはんこが彫りあがったら、インク台でインクを着けて、紙に押しあててみよう。紙を押さえながら消しゴムはんこをはずし、写された絵をチェックする。余計な部分が残っているようなら、さらに彫刻刀などで彫っていこう。」とある。
「6 かざりを作る」として、「小さなかざりを作って、着けるインクの色を変えて押せば、さらにカラフルになる。大きさを決めて消しゴムを切り、星や月などの小さなかざりを作ろう。」とある。
「7 完成へ」として、「消しゴムはんこと、かざりのはんこを押したものが完成。消しゴムはんこは汚れが付いたり、欠けたりしないようにするため、ビニール袋などに入れて保存しよう。」とある。
・資料②にも、消しゴムはんこの彫り方が35枚の写真を使って詳しく記載されている。また、消しゴムはんこの図案もたくさん掲載されていて、できあがった消しゴムはんこを、便せんや封筒、はがき、カード、アイロンテープ等に押して楽しむ利用方法が紹介されている。
・資料③~資料⑩にも、消しゴムはんこの作り方が簡単に紹介されている。また、できあがった消しゴムはんこを、以下の身近なものに押して楽しむ利用方法も紹介されている。
資料③・資料④・資料⑤:はがき、カード
資料⑥:便せん、封筒、綿の布のバッグ
資料⑦・資料⑧:はがき
資料⑨:カレンダー
資料⑩:Tシャツ
・資料⑪には、消しゴムはんこを応用し、版画用消しゴムで浮世絵をつくる方法が記載されている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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