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多焦点眼内レンズ手術
質問内容
回答内容
①『老眼のウソ』
p.187~191 目に人工レンズを入れる方法(眼内レンズ手術)として、多焦点眼内レンズ、調節可能眼内レンズ、モノビジョンの3つの方法が紹介されている。
多焦点眼内レンズを入れる手術については、「日本で最も行われている老眼矯正手術」と書いてあり、図14に簡単な手術の図の掲載がある。多焦点眼内レンズについては、「一枚のレンズの中で遠くも近くも見える(中間も見えるものもある)構造を作っています。」「実際は2焦点レンズで「遠くと近く」か、3焦点レンズ「遠くと中間と近く」が現在の主流です。」との記述がある。
②『「よく見える目」をあきらめない』
p.40~41 眼内レンズを入れる手術について、「水晶体の代わりに眼内レンズという人工水晶体を入れて見えるようにする手術で、正式には「水晶体再建術」といいます。」と記述がある。多焦点眼内レンズ手術は、白内障の手術を応用したもので、遠近両用の焦点を持つ人工水晶体を入れるものであると説明されている。
p.49~64「最大のメリットは、ほかの目の病気にならない限り、回復した視力は半永久的に続くので、生涯困らないこと、そして、白内障の心配がなくなることです。」「デメリットとしては、夜は点状の光が少し滲みを感じることがあるということです。」と記述がある。
事前検査、当日の流れの紹介があり、流れの中で手術の方法が細かく説明されている。
p.84~97には、眼内レンズの種類や機能についての説明がある。
③『正しく理解して選ぶ視力矯正治療』
p.187~191 白内障手術の一環として、濁った水晶体をとりだし、代わりに視力矯正の機能を持つ眼内レンズを入れる方法として紹介されている。
単焦点レンズの最も一般的なものとして「単焦点眼内レンズ」、単焦点で乱視の矯正をすることができる「トーリック眼内レンズ」、遠近両方にピントが合う「多焦点眼内レンズ」、焦点が3つある「トリフォーカル眼内レンズ」、乱視と老眼の両方を矯正できる「トーリック多焦点レンズ」、また、白内障の手術後にレンズを重ねる「アドオンレンズ」が挙げられている。
④『世界最高医が教える目がよくなる32の方法』
p.164~166 多焦点レンズの種類と選択方法についての記述がある。
p.171~194 屈折型多焦点レンズ、調節性眼内レンズ、回析型多焦点レンズ、乱視矯正多焦点レンズ、拡張型(多)焦点レンズの紹介と、目的に合わせたレンズ選びの方法が紹介されている。
⑤『屈折異常とその矯正 改訂第6版』
p.292~304 眼内レンズについて、光学、材質と種類、形態とデザイン、適応と禁忌、度数の決め方、挿入後の問題点などについて書かれている。
p.294~296には、多焦点眼内レンズの屈折型レンズrefractive IOL、回折型レンズdiffractive IOLのそれぞれの特徴や代表的なレンズの紹介がある。また、それぞれの光路図や製品の写真などの掲載がある。
【白内障の手術について】
⑥『眼科手術とケア黄金マニュアル』
p.24~37白内障の手術、特にPEA(超音波水晶体乳化吸引術(phacoemulsification and aspiration))について解説されている。眼科のスタッフに必要な知識という視点で、機器や器具の紹介、手術の流れ、術後のケアについて、写真や図を豊富に用いて書かれている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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