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メダカやキンギョの水槽に水草を入れるメリット
質問内容
回答内容
①には、水草について、「水草は、メダカの食べかすや死体からでるチッ素を吸収して大きくなります。水草には、水をきれいにするというだいじなはたらきがあるのです。」とあり、「水草は水のよごれを栄養にして育ち、水中に酸素を送りだしてくれる。」と書かれており、メダカと水草の関係については、「ホテイアオイなど、水に浮く水草をいれておくと根に産卵する。キンギョモやカナダモなどの水草なら、葉や茎に産卵する。」また、「めすは、水草の間をぬうように泳ぎ、卵を水草になすりつける。卵には、細い毛がたくさんはえているので、うまくからみつく。」とある。また、卵の移動について、「卵をそのままにしておくと、親が食べてしまいます。うみつけてある水草ごと別のいれ物に移して、卵がかえるのを待ちましょう。ホテイアオイが移しやすいので便利です。」との記載がある。
②には、水草の役割について、「水そうに水草を入れると、水そうの中がにぎやかになります。でも水草には、見て楽しむだけでなく、大切な役割があります。」とあり、三つの役割が書かれている。1つ目は、「酸素をつくる」「水草はキンギョが呼吸したときに出す二酸化炭素を取りこんで、酸素を出すので水中の酸素をふやすことができる。」2つ目は、「卵を産みつける場所になる」「キンギョやメダカは水草に卵を産みつける。キンギョやメダカをふやすときは水草が必要。」3つ目は、「休み場所になる」「水草はキンギョの休息の場所になるので、なるべく水そうの中には水草を入れるようにする。」との記載がある。
③には、「きんぎょをかうときどうして水草をいれるの」という問いに対し、三つのこたえが紹介されている。「こたえ1.水草がさんそをつくってくれるからです。きんぎょは、水の中のさんそをとって、生きています。水の中のさんそが少なくなると、きんぎょはしんでしまいます。水草は、ひつようなさんそをつくり出してくれるのです。」つぎに「こたえ2.きんぎょは水草にたまごをうむからです。きんぎょは、たまごを水草にうみつけます。きんぎょは春から夏にかけてたまごをうみます。このころには、できるだけたくさんの水草を入れてあげましょう。」と書かれており、三つ目に「こたえ.3 弱い魚のかくればしょになるからです。きんぎょには、いろいろなしゅるいや大きさがあります。小さなきんぎょは大きいきんぎょより弱いのがふつうです。強いきんぎょにいじわるされたとき、弱いきんぎょは水草のかげにかくれることができます。」との記載がある。
④には、水草は、「水中の酸素をふやす」とあり、「水中でくらす水草が、光合成をおこなうとき、葉や茎から酸素をふくんだ気体を出します。この気体が水にとけ、水中の酸素量がふえていきます。水にとけた酸素をとり入れて呼吸する魚や、水中にすむ生きものにとって、水草はたいせつな役目をしているのです。そのうえ、水草はえさとして、またかくれ場所としても利用されています。」そして、「生物にとって酸素の必要なことは、陸上も水中も同じです。水草は、水中の酸素づくりにたいせつな役目をしています。」との記載がある。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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