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だるまさんがころんだ
質問内容
回答内容
①には、「地方や年代によってちがうだるまさんがころんだ」の項目で「だるまさんがころんだ」はちょうど10音。地方や年代によって、ほかの10音のことばになったり、10音ではないことばになることもあります。遊びの名前も「だるまさんがころんだ」からかわります。」との記載がある。たとえば「ぼうさん(ぼんさん)がへをこいた」(関西地方)「くるまん(の)とんてんかん」(宮城県)「ひみなこと(5文字と短いのでいう回数が決まっていない)」(和歌山県)」との説明がある。
②には、あそび方が少し変わった「だるまさんがころんだ」が紹介されており、おにが唱える言葉は、「「つる、かめ、おやじの」と言い、そのあとに「つる」か「かめ」か「おやじ」のどれかのことばをつづけます。」との記載がある。
③には、世界の子どもの遊びとして、「だるまさんがころんだ」のかわりに「アメリカなどの英語圏の国には、「レッドライト・グリーンライト(赤信号・青信号)」という名前のゲームがあります。」との記載があり、遊び方は、「だるまさんがころんだ」と同じである。また、カナダでは、「だるまさんがころんだ」のかわりに、「ワット・タイム・イズ・イット、ミスター・ウルフ(オオカミさん、今何時?)」という名前のゲームがあると紹介されている。こちらも遊び方は、「だるまさんがころんだ」とほぼ同じである。
④には、「だるまさんがころんだ」の歴史についてもふれられており、「その歴史はそう古くない」とあり、理由について、「だるまさんがころんだ」のような古めかしい言い方より、「インディアンのふんどし」など明治時代以前にはあり得ないものが少なからず見つかったからです。」とある。また、「海外にも同じようなあそびがある」とあり、アメリカの「グリーンライト・レッドライト」というアメリカ版「だるまさんがころんだ」があることが書かれている。また、「だるまさんがころんだ」のフランス版「アン・ドゥ・トロワ・ソレイユ」やロシア版「海の波さわぐ」という遊びも紹介されている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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