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赤白帽の起源
質問内容
回答内容
以下のとおり、①~③には赤白帽の使われ始めた時期について記載があり、①、④には赤と白が使われる理由について記載がある。
①には、「紅白はちまき」の項目に「昔は頭に赤白のはちまきをまいていましたが、昭和30年代になって、日射病予防にもなる赤白ぼう(ぼうし)へと少しずつ変わっていきました。」と記載されている。また、「どうして赤と白なの?」として、「昔の運動会では、全校を赤組と白組の2組に分けて、勝ち負けを競い合いました。敵と味方の目印の色を赤と白にしたのは、その昔、源氏と平家の戦いで、源氏が白の旗印、平家が赤の旗印をつかったことに由来しています。」と記載されている。
②には、「赤白帽・はちまき」の項目に「裏返すだけで赤帽・白帽両方につかえる赤白帽(紅白帽)は、昭和のなかごろから後期にかけて活躍した、喜劇俳優で落語家の柳家金語楼が発案したものです。現在は、運動会などでチームの区別のためによくつかわれています。紅白帽が発案される前は、はちまきがおもにつかわれていました。」と記載されている。
③には、「お父さん、お母さんも使ったずっと昔からある学用品」のコラムに紅白帽の記載があり、「昭和34年(1959年)ごろに発売。赤白帽ともいう。つばのないものもある。」とされている。
④には、「運動会、「赤」対「白」なのはどうして?」として、「日本に「紅白」が生まれた理由は、いろいろな説がありますが、もっとも有力なのが「源平合戦説」です。いまから1000年くらい前の平安時代の終わり、「源氏」と「平氏」という2つの武士のグループが、それぞれ紅い旗、白い旗をシンボルにして戦いました。」「このことから、2つの大きなグループが争うことを日本では紅白にたとえることが多くあります。大晦日のテレビ番組の「紅白歌合戦」が代表的ですね。また、紅白はおめでたい色の組み合わせでもあります。」と記載されている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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