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からしの作り方
質問内容
回答内容
①『たべもの教室 別巻2』では、「和ガラシと洋ガラシ」の項目で、和ガラシと洋ガラシの違いについて、「カラシは、カラシ菜類の種からとる香辛料です。和ガラシは、カラシ菜の種を粉にしたもので、ぬるま湯でといて使います。独特の香りや味があるので日本料理などに使われています。でも、苦味があるのであくぬきをしなければなりません。そこで、いまではあくぬきの必要のない洋がらしが使われます。洋ガラシは、ヨーロッパ原産のクロガラシを原料にしてつくられています。やはり水でといてつかいます。」と説明されている。
さらに、作り方として、「食卓用のねりガラシは、洋ガラシの粉に、水、ワイン、酢、塩、さとうなどをくわえてねりあわせたものです。ウィンナなどにつけるマスタードも洋がらしを材料にねりあわせたものです。」と記載されている。
②『くらべてわかる食品図鑑6』では、和ガラシと洋ガラシの違いと作り方について、「からしはアブラナ科のからし菜の種子を原料とした香辛料です。和からしと洋からしがあり、からし菜の種類がちがいます。からしは種子を乾燥し、粒状または粉状にしてつくります。現在、からし菜の種子の産地はカナダ・アメリカ・インド・フランス・中国で、日本はカナダからの輸入種子を用いています。しかし、福井県では、からし菜が栽培され国産からしがつくられています。」とあり、さらに、「和からしは刺激性が強く、辛味成分は鼻にツーンとくる揮発性で食欲増進の役割があり、トンカツ・おでんなどの薬味としてつかわれています。洋からしは揮発性が弱く、刺激の少ないマイルドな辛味です。ホットドッグ・サンドイッチ・ドレッシングにあいます。」と説明されている、
また、「「和」という商品名がついたものは、和からしを主な原料として作られています。「からし」「粉からし」は和からしと洋からしをブレンドしています。マスタードと書かれている商品には「フレンチマスタード」「つぶ入りマスタード」があり、洋からしを主な原料にして酢を加え、調味料で調整したものです。」と記載されている。
③『メイドインどこ?1』では、和ガラシと洋ガラシの違いについて、「おでんや納豆、肉まんやホットドッグなどに使われる、独特の風味と刺激的なからさが特ちょうのからし。からしは、アブラナ科の植物「カラシ菜」からとれる直径1~2mmほどの小さい球形の種(マスタードシード)からつくられます。からしには、オリエンタルマスタードからつくられる「和からし」と、ブラウンマスタードからつくられる「粒マスタード」やイエローマスタードからつくられる「フレンチマスタード」などの「洋からし」があります。からみが強いものや、キメのあらいものを「和からし」、からみがおだやかで、キメが細かいものを「洋からし」とよぶこともあります。」と説明されている。
また、作り方として、「からしはどうやってつくるの?」の項目では、「からしの種子には、約40%もの油がふくまれています。からしをつくるときには、種の油をしぼって取りのぞき、細かくくだいて粉にします。それを乾燥させたものが「からし粉」、「からし粉」に水を加えてねったものが「ねりからし」です。種子をそのまま「ねりからし」にする場合もあります。」と記載されている。
さらに、「和からしを食べるのは日本とバングラデシュ?」の項目では、「からし粉をつくるときは、カラシ菜の種子をつぶして、油をしぼって取りのぞき、粉にします。日本では、しぼった粉のほうを使います。」と記載されている。
④『ビジュアル食べもの大図鑑』では、「マスタード」の項目で、「粉状にしたからしの種を、水などでねって使う。からさと酸味がある。」と簡単な作り方の記載がある。
⑤~⑧にも上記と同様に簡単な作り方の説明がある。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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