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吸血鬼がニンニクを嫌う理由
質問内容
回答内容
①『食べもの』には、「ニンニクには、菌を殺す働きがあります。そのため、古代エジプトの時代から、傷や食中毒の治療にも使われてきました。また、その強烈なにおいから、魔よけとしても使われていたため、ヴァンパイアにも効果があると信じられていました。」と記載されている。
②『ニンニクの絵本』には、紀元前2600年ごろ、エジプトでピラミッド建設のために働いていた人々に、激しい労働で疲れた体を回復させ、元気を取り戻す食料としてニンニクが与えられていたことが紹介されており、「吸血鬼伝説で有名なドラキュラから身を守る魔除けとして、ニンニクに効果があると考えられていたのも、そうした元気の源としてのニンニクのパワーを感じてのことだったのかもしれないね。」と記載されている。また、①と同様に、強いにおいが悪霊を退散させると信じられていたとも記載されている。
③『めくってみよう!やさいとくだもの絵本図鑑』には、ニンニクの項目に「強いにおいと殺菌力が、魔除けにもなると考えられていたんだね。」と記載されている。
④『痛快世界の冒険文学 16』には、にんにくの項目に「草全体の強烈なにおいが魔よけに効果があるとされた。」と記載されている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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