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ブルネイの税金と国の収入
質問内容
回答内容
①『はじめての東南アジア政治』の第1部第2章「潤沢な石油収入に支えられるブルネイの非民主制」では、「政治体制が安定している背景には、GDPの約6割を占める石油・天然ガス収入によって国家財政が支えられており、国民の租税負担はなく、公共支出による高い福祉が実現しているという事情もある。ただし、ブルネイ政府は、近年の石油価格の下落に伴い、石油やガスに依存した経済を多様化させる必要を痛感している。」と説明している。
②『地球の歩き方 D19 マレーシア ブルネイ』では、次のように述べられている。
「給与平均は東南アジアいち、個人所得税はなく、教育費、医療費は無料。公共料金も住宅ローンの金利も安い。」「この豊かな国を支えているのが、沖合でとれる原油と天然ガスだ。そして、その大部分が日本に輸出されている。」
③『東南アジア現代政治入門』の第10章「ブルネイ」では、「国家が国民に対して施してきたアメとムチ」のアメの説明として下記のように述べられている。
「国民が享受する高所得(1人当たりのGDPはアジアではシンガポールと日本に次ぐ)と高福祉(所得税免除、教育・医療の無償化、低価格住宅の大量供給など)を指し、さらに約7割の国民が公務員として雇用され種々の恩恵を得ている点(これも広い意味で福祉の一部といえる)」
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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