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日本で最初に紹介されたコーヒーの記録
質問内容
回答内容
①『まるごとわかる「モノ」のはじまり百科1』には、「1689年御朱印船の紀行文『大淀三千風』で日本で初めてコーヒーが紹介される」「1797年コーヒーについて記載した『長崎見聞録』が発行される」との記載がある。
②『まるごとわかる「日本人」はじめて百科2』にも、「江戸時代に日本へ伝わったコーヒー」として、「1689年、大淀三千風が長崎見物の様子を書いた本の中で、「なんばんちゃ」として紹介したのが、コーヒーについての最古の記録です。」と、①と同様の記載がある。
③『ゾクゾク「モノ」の歴史辞典4』には、「天明2年(1782)林蘭『紅毛本草』にコーヒーが「古闘比伊」と記されており、これが日本でコーヒーが紹介された、現存する最古の記録。」とあり、「当時は蘭学者、通訳、役人たちが飲んでいた。」との記載がある。
④『コーヒー』には、「18世紀の終わりごろ、この出島に滞在していた植物学者のツンベルクは、通訳の日本人がコーヒーを知っていたと書きのこしているよ。また江戸時代の文人・大田南畝は、長崎奉行所に勤務していたときにコーヒーを飲み、「焦げくさくして味ふるに堪えず(苦くて飲めん)」と、随筆(「瓊浦又綴」1804年)に書いているんだ。」との記載がある。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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